税制

“Turn away from Selfness.”

 お金、通貨とは、何なのか。皆が生きやすく、苦しみの少ない地域社会を構築し維持するためには、通貨という制度は、どのようなものであるべきなのか。
皆さんが、今お持ちのお金、通貨は、もちろん、皆さんのものですが、通貨制度は、公器(公的な器、仕組み)であると、僕は、思っています。

 通貨制度は、どのような公器なのか。人は誰も、一人きりでは、大したことはできません。社会を構成する人々が、分業することにより協業して富を生み出し、生きやすく苦しみの少ない社会を構築し維持するための制度であり、際限なく、私欲を追求するための制度ではない。僕は、そう考えています。

 和の心を大切にする我が祖国、日本に、超富裕層は要らない。あなたが住む町に、金融資産1兆円の大金持ち(おおがねもち)が1人いるのよりも、あなたが住む町に、金融資産1億円の小金持ち(こがねもち)が1万人いるほうを、選ぶ。そういう意味です。1億円の小金持ちが1万人いても、その金融資産の合計額は、1兆円です。

 そのような社会を構築するために、超富裕層の金融資産の、一定額を超える部分(制度開始時は、1兆円を超える部分)を課税対象にした、金融資産税(スーパーリッチ税)の導入を、僕は、提案致します。
通貨制度を再定義し、生きやすく苦しみの少ない社会を構築したい。「一億総中流化」を推進して、貧困層の割合を低減させたい。日本を、そのような国にしたい。僕は、そう思っています。