日本銀行の国有化

“Turn away from Selfness.”

 近代以降の世界において、戦争における戦闘行為が終結し、講和条約が締結され、その条約により規定された全ての債務を履行し終われば、戦勝国と敗戦国の関係は、国際法上は、対等な関係に戻ります。もちろん、国際法というのは、往々にして、建前の世界です。が、対等であることを、まず、しっかりと主張しなければ、対等な関係に近づくことはないでしょう。

 連合国(United Nations)からの真の独立を達成する上で、日本円の発行権を、日本国民の手に取り戻すことは、必要条件である(必須である)と、僕は考えています。そのために、日本銀行を国有化する。日本銀行を国有化するために、日本銀行法を改正する。具体的には、日銀法8条2項を、改正する。

 日銀の国有化は、「多くの政治家の政治生命、もしくは、生命が犠牲になる」ことが予想される案件ですが、多くの国民の支持があれば、実現可能なことであると、僕は、確信しています。