社会基盤(インフラ)

“Turn away from Selfness.”

 公金を、どんどん投入して、物理的な社会基盤(インフラ)を、ひたすら、複雑化する動き(なんやら強靭化など)が、止まりませんが、政治家は、「自然災害は、忘れた頃に発生する」ことを忘れているのでしょうか。忘れてはいないけれど、選挙の際に、よく支援してくれる団体や業界に、公金が、ちゃんと流れていく仕組み( ≒ 利権構造)を維持し続けることのほうが、大切なのでしょうか。
日本は、自然災害の多い国です。社会基盤は、いたずらに複雑にせず、「全壊しても、3年で、ある程度、再生できる」ぐらいの、質実剛健(The simpler, the better.)なものにすべきであると、僕は思っています。

 「マイナカード」とも呼ばれる個人番号カードに関する、最大の問題は、国民と政府の間に、信頼関係が成り立っていないことでしょう。多くの国民が、「自分の全ての個人情報が、政府に知られたら、その情報が、良からぬことに利用されるんじゃないか」と、疑心暗鬼になっています。
信頼関係が成り立っていれば、「個人番号、法人番号の制度」は、政策実施の効率化、最適化に役立つ、強力な手段となるものです。

 「選択的夫婦別姓」に、僕は、もちろん、反対です。